2020年07月01日

【family】まさかと思った時には

コロナ禍のなか、コロナ夏!!
そんなウメエこと言ってる場合じゃないのですけど。
今日はその話題ではありません。

以前、淡々と母のこと書いたのだけど
あれからもうじき3年です。

あのあと
父がボケました。

こうなったらもう、ワタシだけは
しっかりして老後を生きようかと思ってます。
世の中の未曽有の出来事みんな見てやっぞ。的な。

ある日、父の元へ訪ねた時、
調理師免許を持っているほど料理得意な父が
「昼飯くうかい?」というのでお願いしたところ
ガビガビに焦げた具もない焼きそばを皿に持ってきたんです。

ワタシ「父ちゃん、これはなんだい?」
父「やっぱりおかしいか」
ワタシ「食べれないこともないけど、いつものと違うな」
そして衝撃の
父「最近、取説に書いてある意味が理解できない」

これは、、まさかの!?うそぉ・・・??そう思いました。

ルーツの中でも器用で、決して頭も悪くない父は
友人たちや親類みんなから頼られていましたから
ほんとうにびっくりしました。

この日から、ワタシの中にそういえば‥がたっくさん浮かび
冗談好きの父が本気でボケたのだと、早々に気付きました。
そこから約1年間。

徐々に言動がおかしくなり~会話にならない時間が長くなり~
幻聴や幻視らしい症状が出て~日常生活で出来ないことだらけ~
掛かりつけ医に、隣人に、警察に、次々とお世話になることに。
何度、仕事中やら夜中に駆け付けたことか(^^;)
慌てて社協でケースワーカーさんをお願いし
ヘルパーさんにもお世話になりました。

しかしついに自宅で一人の時間に怪我をしたため
検討した結果、もう独居は不可能と判断されて
老人保健施設へ入居~今に至ります。

1年間くらいは毎日気が気じゃなかったので
昨日のことみたいです。

もうじき、介護保険の認定更新日ですって。

あっという間だなあ。

現在、いろいろできなくなっちゃったんで
父の身辺を代理で片づけているんですが
沢山、契約していたことがあって
そのすべてを忘れているもんだから
探偵のように、ちょっとずつ調べながら、解約等しています。
まあ、家族なのでどうにかできる事ばかりなんですけど。

父のように全然心配ないと
誰もが思ってる方も
せめて家族はある程度の年齢になったらば
色々把握しておいた方がいいと思った、今日この頃。

ボケてから初めての父誕生日が過ぎ
蒸し暑い7月がスタートしました、の記録。



Posted by ちんじゅう@てんめい at 15:24 │日常